美肌の条件

どうしたら美肌になれるかは 女性にとって永遠のテーマですよね。でも、答えは一つだと思います。詳しい具体策は後々に紹介しますので、まずは毎日の肌のお手入れよりもっと大事なことからお話ししましょう。

間違いなく美肌の持ち主だといえるのは、以下のような人です。

バランスの取れた食事をして、ほどよい運動をして、紫外線をまったく浴びず、いいパートナーに恵まれセックスライフもばっちり、ストレスもまったくない、睦眠も十分。

もし仮にこういう女性がいたとしたら、彼女の肌はお手入れなしでも素晴らしく美しいはず。いや、美しくなければおかしいのです。

肌は細胞の一つ一つから成り立っています。その細胞はまさに私たちが日々、口にしている食べ物、飲み物から作られています。そのため、バランスの取れた食事は美肌への近道です。

そしてその細胞をどんどん新しいものに入れ替えていく新陳代謝。ほどよい運動を取り入れて新陳代謝を活発にすれば肌のターンオーバーもその分、早くなります。

ストレスや紫外線によって発生する活性酸素は、大事な細胞をサビさせ、肌の老化を引き起こします。

そのため、ストレスや紫外線は美肌の天敵です。

ホルモンバランスも、もちろん肌に影響してきます。恋をするとキレイになるといいますが、それは女性ホルモン(いわゆる美肌ホルモン)の影響で、ただの迷信ではありません。この美肌ホルモンは睡眠時に多く分泌されるといわれています。

もちろん、すべてを完璧に行うのは難しいので、「バランス」が大事です。例えば、スキンケアにお金をかけているのに、防腐剤たっぷりのコンビニ弁当を毎日食べていたら、美しい肌は生まれるわけがありません。

寝不足なうえにストレスが溜まっていて食生活も乱れているなんていうのは問題外。バランスのとれた生活あっての美肌なのです。

スキンケアはそれの補助でしかありません。そのことをご理解いただいたうえで、スキンケアで行えることを、お教えしましょう。

美肌に必要なもの

皮膚科学上、美しい肌のコンディションを作るために重要なプロセスは3つです。

  • 保湿
  • ターンオーバーの促進
  • 抗酸化(肌細胞の酸化防止)

この3点がきちんと行われて、肌に必要な成分を届けることができれば、健康で、キレイな肌を保つことができます。これだけデ と思われた方。そうなんです、巷で飛び交っている新製品も新情報もすべてはこのためです。

まず肌のバリア機能を維持させることが必要です。その維持に必要なのが、「保湿」です。

肌細胞は入れ替わるのですが、それがしっかりと行われていれば、赤ちゃんのようなプルプル肌とはいかなくても、28日ごとに新しい肌細胞を作り出せます。そのプロセスを「ターンオーバー」と呼びます。

また、肌細胞は放っておくと、外部の悪い影響を受けて、弱ってしまいます。その悪い影響を防ぐために必要なのが、「抗酸化」です。

この事では、この3点について詳しく説明していきます。少し難しい内容ですが、漫然と行っていた日々のスキンケアへの意識を変える第一歩となりますので、ぜひ理解していただきたいと思います。

美肌に一番重要な保湿

美肌に一番必要なもの、それは「保湿」です。

まずは、よくある誤解から。皆さんの中で、「保湿化粧水」と呼ばれるものを使って、「あー、肌に浸透しているわ~、潤っているわ~」と思っている人。特に化粧水パックをすることで、保湿はバッチリと思っている人。残念ながら、間違っています。

そもそも保湿の目的をご存じですか? 肌に水分を補給するためと考えている人が多いようですが、本当は、読んで字のごとく肌に存在する水分を保つため。

肌の水分は体の中から沸き上がってくるものなので、スキンケアで補給できる水分はごく表面的なもの(キメを整える程度)なのです。

正しいお手入れを行わないと、保湿の役割を担う肌バリア機能が弱くなり、その結果、乾燥、シワ、たるみなど、さまざまなトラブルが起こります。保湿のバリア機能を保つお手入れ法とは、洗いすぎない、角質を落としすぎないの2点です。

その2点を守ったうえで、基礎化粧品で行う大事なことは、潤い成分でキメを整え、その後、水分を肌に留めておく成分を補うことです。潤いに必要な成分は、すでに体内にある保湿成分「ヒアルロン酸」が一番有効だと思われます。

そして、水分が蒸発しないように肌に留めておくには「セラミド」が効果的です。その上に「スクワラン」などの、肌内に存在している脂質成分で油膜を張れば、ダブルの効果で水分の蒸発を防いでくれるでしょう。

スキンケア以外にできること、それはこまめな水分補給です。

人間の体はそのほとんどが水で構成されています。筋肉の75%、血液の95%、そして脂肪や骨でさえもその15~20%が水だといわれています。

肌の水分は体内から沸き上がってくるものなので体が水分不足では肌も確実に乾燥してしまいます。人間の体に存在する60兆個の細胞が必要とする水は、1時間に100~200mlといわれています。これ以上の量を補給しても尿として出てしまうので、こまめな水分補給が必要です。

カフェインを含むお茶やコーヒーなどでの水分補給は意味がありません(カフェインには利尿作用があり、体内の水分とともに、必要なミネラルも排出してしまいます)。

美肌を促進するターンオーバー

「ターンオーバー」とは肌代謝のことです。代謝がよければ新しい肌の細胞がどんどん作られ、古い肌細胞は垢となって剥がれ落ちます。

しかし、年齢を重ねるうちに代謝は悪くなり、剥がれ落ちるはずの垢がいつまでも肌に残ってしまい、くすみやごわつき、シミの原因となっています。

スキンケアで、肌代謝を促進させるにはエクスフォリエーションが効果的です。ケミカルピーリングのような強いエクスフォリエーションや、日々のスキンケアでターンオーバーを促す成分を取り入れるマイルドなエクスフォリエーションがあります

が、ここでは後者のターンオーバーを促進させる成分についてお話しします。

ターンオーバーを促す代表的な成分はAHA(フルーツ酸)です。酸が古い肌細胞を除去することで、肌代謝が活発になり、くすみは解消、その後に使う化粧品の浸透率も格段に良くなります。たくさん種類があるフルーツ酸の中でも、日本人の肌に一番合うのは、もっとも分子が小さく浸透も早いグリコール酸だといわれています。

グリコール酸は皮膚科などで行われるケミカルピーリング(エクスフォリエーションの代表格)によく用いられていますが、この場合は濃度が20~40%と高めです。日々のスキンケアに導入するなら1~5%(毎日であれば1%程度)が入った化粧品でお手入れしてください。

スキンケア以外でできることは、運動です。肌細胞に酸素や栄養を運ぶ血液の循環は、スキンケアでは改善できません。運動で血液の循環を良くしましょう。

美肌の大敵「酸化」

細胞を老化させる最大の要因は、肌細胞の酸化(サビ)です。酸化といわれでもピンと来ない方、10円玉をずっと放っておくと、黒くなりますよね。あれが酸化です。

この黒ずみと同じように、体もある影響を受けることで活性酸素という物質が生まれ、肌が酸化してしまいます。

この酸化を引き起こす原因は何でしょうか。紫外線、ストレス、喫煙、食生活の乱れ、運動不足、ホルモンの影響。肌はDNAに組み込まれている老化現象により、年を重ねるごとに衰えますが、今挙げた原因は努力次第で防げます。

紫外線対策、規則正しい食生活、運動、いろいろありますが、ここではスキンケアでできることをお教えします。

体内でこの酸化を防いでくれるのが、抗酸化物質です。この物質は、化粧品やサプリメント、食べ物から取り入れることが可能です。

抗酸化物質を効率よく体内に取り込むことができれば、老化を最低限に食い止めることができるといっても過言ではないでしょう。

抗酸化物質の中で、スキンケアの成分として現在一番強力で安定しているといわれているのが「フラーレン」です(ノーベル化学賞が授与されたほどの素晴らしい発見です)。その他にも、ビタミンC誘導体やポリフェノール(緑茶エキスなど)があります。

また、サプリメントでも抗酸化物質を補えます。ポリフェノールやビタミンC、ビタミンE、アスクキサンチン、食べ物ですと、ザクロやアサイー、緑茶(NYではこの理由から緑茶を含む食品が流行っています)、赤ワイン(ぶどう)などが抗酸化物質を含む代表的なものですので、効率良く取り入れましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます

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